時速250kmのシャトルが見える
→「朝日中学生ウイークリー」2008.10.19号 連載第31回
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→「朝日中学生ウイークリー」2008.8.17号 連載第29回
朝日新聞の読書欄にはいくつかの制約がある。
奥付記載の発行日から2カ月以上経過した書籍は原則として取り上げない。
評者がすでに他の媒体で書評してしまった本は取り上げない。
ということで、朝日中学生ウイークリーで取り上げてしまったため、朝日新聞で書評できなかった本。ほとんど話題になっていませんが、リチャード・プレストンの著作としては『ホット・ゾーン』以来の大傑作だと思います。プレストン自身のウェブサイトを見ても、数年前から彼がツリークライミングにのめりこんでいたことは明らか。お薦めの一冊です。
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→朝日新聞2008.12.21, p.13「書評委員お薦め「今年の3点」」
(1)聖者は口を閉ざす [著]リチャード・プライス [訳]白石朗
(2)世界一高い木 [著]リチャード・プレストン [訳]渡会圭子
(3)木曜日だった男 一つの悪夢 [著]G・K・チェスタトン [訳]南條竹則
来年もよろしくお願いします!
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仕事の息抜きに買ってみたが、すっごくよくできた本です。Mr.マリックすごい、と改めて思った次第。
最近あまりTVを見ていなかったけれど、「超魔術」というのは、ふだんから見慣れた日用品を使ってイリュージョンをつくり出すMr.マリック独自の考え方。一般向けのマジックの本を買って練習しようと思っても、意外とタネを用意するのが面倒だったりするものだが、正真正銘、この本に出てくる超魔術は日用品だけでできる。そして大切なのは演出。マジックをやると必ず「タネを教えて」といわれるが、そこは「ハンドパワーです」の一言で押し通す。ただし簡単なマジックだけではなくて、コインマトリックスなど実はかなりの練習を必要とするものもレパートリーに組み入れられており、けっこう奥が深い。Mr.マリックの精髄が文庫本に凝縮されている感じ。
しかも彼自身があとがきで書いているのだが、本のつくりが実にうまい。ちゃんとオスカープロモーションの女性モデルを使って演技させ、図解は第一人者のカズ・タカヤマ、そしてページレイアウトもしっかり考え抜かれている。さすが、演出を第一にする「超魔術」の面目躍如。
いや、本当に超おすすめの一冊。エンターテインメントってこういうものだよね。
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